よみがえれ有明海

1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を

8月23日、佐賀大学で有明海異変25周年シンポジウムが開催されます

8月23日、佐賀大学で有明海異変25周年シンポジウムが開催されます

「有明海異変25周年シンポジウム-有明海異変の原因・出口はどこまでわかったのか?」
主催:沿岸環境関連学会連絡協議会
後援:日本海洋学会
コンビーナー:速水祐一(佐賀大)・高巣裕之(長崎大)・小森田智大(熊本県立大)・山口創一(九大)
日時:2025年8月23日(土)小潮 13:00~17:10
会場:佐賀大学農学部大講義室(zoomによるハイブリッド)

趣旨
有明海では、2000年度の冬に大規模な赤潮発生による深刻なノリ色落ち被害が生じ、その3年前に実施された諫早潮受け堤防締切と相まって、有明海の環境・漁業問題が全国的に注目されるきっかけとなった。いわゆる「有明海異変」問題である。さらに、有明海ではタイラギやアサリに代表される二枚貝類の資源減少と低迷が深刻であることがわかってきた。その背景として、毎年夏季になると大規模な貧酸素水塊が発生していることがあると指摘されている。2000年度に有明海異変が顕在化してから今年で25年経つが、有明海異変については未だ完全には原因解明されておらず、根本的な対策も見いだされていない。近年はノリ養殖の不作が続くなど、新たな状況も生まれている。ただし、この25年の間に環境異変の実態と原因はかなりの程度明らかにされ、再生に向けた対策も少しずつ進み始めている。そこで本シンポジウムでは、直近10年間の成果を中心に、有明海の環境に関する最新の研究成果を紹介すると共に、再生への道筋について議論したい。

プログラム
・開会の挨拶 田中 丈裕(沿環連)
・趣旨説明 速水 祐一(佐賀大)
・有明海の現場観測データから読み解く、ノリ養殖期の赤潮発生メカニズム
山口 聖(水産技術研究所)
・有明海冬季における珪藻赤潮発生時の好適環境とその形成要因
山口 創一(九大・総理工)
・二枚貝等の生息環境の保全・回復と持続的な資源利用に向けた取り組み
松山 幸彦(水産技術研究所)
・有明海における潮汐・潮流および気象要素の長期変化について
田井 明(福岡工大・社会環境)
・有明海における貧酸素化とその対策について
速水祐一(佐賀大・農)
・諫早湾干拓調整池からの排水が湾内の赤潮と貧酸素水塊の発生に及ぼす影響
高巣 裕之(長崎大・環境)
・総合討論
・閉会の辞

※企画責任者 速水祐一(佐賀大)
※オンライン参加希望の方は、以下のGoogle Formからお申し込み下さい。
対面での現地参加の場合は事前申込の必要はありません.
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdBSWw_1m232SYQxc-XdZWNwcLPL_TmAwx6o0CkuDpLuPr6iQ/viewform

※お問い合わせ:速水祐一(佐賀大学)hayami.ariake@gmail.com