よみがえれ有明海

1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を

昨日は諫早にて干潟慰霊祭が行われました

 昨日は諫早にて干潟慰霊祭が行われました。慰霊祭伝承者の大牟田の沖牟田龍雄さんを中心に準備され、現地の慰霊祭会場の堤防内は、立木がほとんど伐採されていましたので、脚立に鐘をつるし、焼香台を準備して、11:30から慰霊祭が始まりました。  長崎、佐賀、大牟田、熊本から10人が集まられ、島原の漁民の方からはお供えとして、島原産のワカメをいただきました。最盛期は150人規模の慰霊祭が行われていましたが、主催発起人の本昭弘さんがお亡くなりになられたあとは次第に参加者が少なくなり、かろうじて沖牟田さんが伝承されてきま

3月9日開催の〝有明海の再生を科学的に考える〟シンポジウムの講演資料が事前公開されました

 3月9日に佐賀大学で開催される〝有明海の再生を科学的に考える〟公開シンポジウムの開催が目前に迫ってきました。当日の講演資料を事前公開することになりましたのでご紹介します。たくさんの皆さまのご参加を呼びかけます。申し込みがまだの方は、早めにお申し込みください。チラシのQRコードから申し込めます。よろしくお願いします。

2月13日の有明海奥部の栄養塩と赤潮の状況です。深刻化しています。

 有明海漁民・市民ネットワークから2月13日の「有明海奥部の栄養塩と赤潮の状況」が送られてきました。  赤潮プランクトン(ユーカンピア)の影響で、福岡県の多くの漁場で栄養塩がゼロとなってしまい、色落ちもさらに広がっていて大変厳しい状況です。佐賀県は東部、中部で微増していますが、低栄養の状態が続いています。

今日は3月9日開催の〝有明海の再生を科学的に考える〟公開シンポジウムの案内に、福岡県内の柳川市、大川市、みやま市、大牟田市を訪問しました

 今日は、3月9日に佐賀大学で開催される〝有明海の再生を科学的に考える〟公開シンポジウムの案内を荒尾市長と荒尾市議会を通して全議員と農林水産課職員への案内を済ませ、その後荒尾市漁協へ届け、海岸そばの湿地センターへ行きましたが連休明けで休館でした。ついでに有明海の写真を撮り、その後、柳川市、大川市、みやま市、大牟田市庁舎をまわり市長と議会事務局を通して全議員への案内を届け、農林水産課の職員さんへのチラシを届けてきました。荒尾市以外の熊本県内の有明海沿岸の長洲町、玉名市、熊本市、宇土市、上天草市、天草市の首長と

3月9日開催の〝有明海の再生を科学的に考える〟公開シンポジウムの案内です

 ようやくチラシが出来ました。3月9日に佐賀大学で、〝有明海の再生を科学的に考える〟公開シンポジウムが開催されます。講演は有明海にもっとも詳しい研究者によるまたとない機会です。タイラギはまったく採れなくなり、近年はノリ養殖も異常な赤潮発生が連続し、有明海はまさに危機的事態にあります。この異変の原因解明と対策は待ったなしの状況にあります。ぜひ科学で解明された事実を聞いていただけませんか、オンライン参加もできますが、沿岸にお住いの皆さんはぜひご参加いただきますよう呼びかけます。

有明海奥部の栄養塩不足は依然深刻、大浦では7割がノリ網を撤去

 漁民市民ネット作成の1月末直近の有明海奥部の栄養塩の資料が届きました。引き続き深刻な状況です。今日付けの朝日新聞には大浦では7割がノリ網を撤去したと報道されています。農水省は本気になって原因究明に取りかかるべきです。

有明海が〝異例の事態〟に、赤潮発生でノリ網張り込み再延期に

 1月12日付けの有明海奥部の栄養塩の状況について、有明海漁民・市民ネットワークの矢嶋悟さんから資料が送られてきました。すでに有明海全域が最悪の状況になってきています。今日付けの有明新報には〝異例の事態〟と報道しています。農水省はこの事態を気象だけを原因のように報道していますが、本当の原因究明と再生へ向けた対策として、有明海に最も詳しい研究者の皆さんは、みんな諫早湾潮受堤防を開門し、潮流変化などを調査すべきだと主張されています。本来農水省が先頭に立って開門調査をやり、科学的な原因究明をやるべきです。

今年も有明海の栄養塩不足が深刻になってきています

 有明海漁民・市民ネットワークでまとめられた今年12月13〜14日の有明海奥部の栄養塩と赤潮の状況です。栄養塩が極度に低い状況が改善せず、昨年のような深刻な状況にならないか予断を許されない状況にあります。このように深刻な事態が今年も発生している最中、有明海にもっと詳しい研究者の皆さんが打開策として諫早湾潮受堤防の開門による潮流の復元を訴えられている最中、これを無視し100億円の基金策を漁協に根回しするようなことばかりに終始する農水省の姿勢に呆れ果てるばかりです。