よみがえれ有明海

1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を

カテゴリー: よみがえれ!有明訴訟

昨日、よみがえれ!有明訴訟・請求異議上告事件について、最高裁が上告棄却、不受理を決定。福岡高裁差戻審不当判決をそのまま受け入れる酷い決定として、弁護団が声明

-声明- 請求異議訴訟の最高裁決定について 令和5年(2023年)3月2日 よみがえれ!有明訴訟弁護団  本日、最高裁から、令和4年(2022年)3月25日に言い渡された福岡高裁の請求異議差戻審不当判決に対する上告及び上告受理申立事件について、3月1日付上告棄却及び不受理の決定が郵送されてきた。  上告及び上告受理申立の対象になった令和4年(2022年)3月25日言い渡しの福岡高裁請求異議差戻審判決は、差戻審口頭弁論終結時の令和3年(2021年)12月1日時点においては、平成22年(2010年)12月の福岡

日本環境会議九州大会・有明海シンポジウムが4月16日に開催されます

 日本環境会議九州大会・有明海シンポジウムの開催が、いよいよ3日後になりました。長崎、佐賀、福岡、熊本での視聴会の案内チラシです。視聴会会場にも参加できない方は、日本環境会議のホームページから直接お申し込みいただきズーム視聴ができます。幅広く呼びかけて成功させ、開門調査実現の力にしていきましょう!

福岡高裁による有明訴訟の不当判決の上告について弁護団が声明を発表

-声明- 福岡高裁3.25請求異議訴訟差戻審不当判決の上告にあたって 2022年4月8日 よみがえれ!有明訴訟 原告団・弁護団  福岡高裁は、本年3月25日、2010年12月に確定した福岡高裁開門確定判決の執行力の排除を求めて国が提訴した請求異議訴訟の差戻審において、請求を棄却した佐賀地裁判決を取り消して国の請求を認容する不当判決を言い渡しました。  本日、わたしたちは、この不当判決に対して、関係者全員による上告及び上告受理申立を行いました。  この不当判決は、差戻審口頭弁論終結時の2021年12月1日時点

弁護団からの3月25日の福岡高裁による有明訴訟判決の解説書です

― 開門を命じた確定判決の内容を否定した不当な福岡高裁判決 ― 2022年4月2日 有明弁護団 1 「請求異議の訴え」とは? 債務名義(本件では開門を命じた「確定判決」)で認められた請求権の存在や内容について異議がある場合に,請求権を有する債権者に対して,その債務名義による強制執行をできなくするために提訴する裁判のことである。 異議の理由は,確定判決の基準時より後に生じたものに限られる。 2 判決の骨子(異議事由は,1つ認められればいいので権利濫用の成否のみ判断している) 本件各確定判決は,暫定的・仮定的な

有明海漁民・市民ネットワークが福岡高裁の不当判決に対する抗議声明

声明:諌早湾干拓「開門」確定判決への請求異議訴訟差し戻し審における 福岡高裁の不当判決に抗議する 有明海漁民・市民ネットワーク 代 表 松藤文豪 副代表 前田 力 2022 年 3 月 25 日、福岡高裁は、諌早湾干拓潮受け堤防の「開門」を命じた 2010 年福岡高裁判 決についての請求異議訴訟差し戻し控訴審で、国(農水省)側の請求を認め、「開門」の強制執行を 認めないという判決を下した。この判決は、以下の各点において、極めて不当なものである。 1.この判決は、有明海における深刻な漁業被害を無視し、漁

3月25日、福岡高裁が有明海再生に背を向ける不当判決

3月25日、注目の福岡高裁での有明裁判の判決は、「強制執行を許さない」とする、予想もしない驚くべき不当な判決でした。 「貴重な自然環境と水産資源の宝庫である有明海を後代の国民に継承すべきもの」として、これまで裁判所は和解協議を提案し国の関与を強く求めてきました。にもかかわらず、これをいっさい無視し逃げ切った国に対し、裁判所は厳しく断罪するどころか、国の主張を認めるという態度に豹変してしまいました。 判決の根拠とした有明海の漁獲が増えているなんて沿岸住民はだれも信じません。スーパーに行っても、アサリは中国産、