よみがえれ有明海

1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を

今日は福岡高裁が提案した和解勧告に関する第1回目の進行協議が行われました

今日は福岡高裁が提案した和解勧告に関する第1回目の進行協議が行われました

今日は午後1時30分より、4月28日に福岡高裁が示した和解勧告に関する第1回目の進行協議が行われました。報告集会では、馬奈木昭雄よみがえれ!有明訴訟弁護団長が、最初に裁判所と控訴人の国だけで協議が行われ、10分程度で終わり、その後被控訴人の原告漁民と弁護団との協議が行われ、被控訴人側は和解協議に関する上申書(6)を説明されたと報告されました。控訴人の国が裁判所に対して質問を行い、裁判所は合議して回答すると返答をしたという報告がありましたが、質問の内容などに関しては、裁判所から説明はされなかったという説明でした。国は裁判所の提案を拒否するのではないかという憶測がありましたが、拒否できなかったということで、和解協議へ向けて一歩前進できたという印象でした。上申書(6)にありますように、裁判所による和解協議が提案された直後から短期の間にこれを歓迎する運動や世論が広がり、これが国を包囲し、拒否できなくなったという状況にあるのではないでしょうか。開門調査を盛り込んだ和解が実現できるように、今後さらに世論を広げる運動が求められます。