「引き裂かれた海」―長崎・国営諫早干拓事業の中で―が発刊されました
今年9月1日に「引き裂かれた海」―長崎・国営諫早干拓事業の中で―が発刊されました。著者はNHKエグゼクティブ・ディレクターの吉崎健さん。長年諫干事業の取材を続けられた総集編のような内容で、専門用語もわかりやすく解説され、干拓事業の全貌を知ることができる素晴らしい書籍です。
1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を
今年9月1日に「引き裂かれた海」―長崎・国営諫早干拓事業の中で―が発刊されました。著者はNHKエグゼクティブ・ディレクターの吉崎健さん。長年諫干事業の取材を続けられた総集編のような内容で、専門用語もわかりやすく解説され、干拓事業の全貌を知ることができる素晴らしい書籍です。
昨日、熊本市内で開催された〝宝の海〟の再生を考えるシンポジウムで講演された、熊本県立大学の堤裕昭学長の講演録画です。今期の有明海のノリ養殖が異常な赤潮発生で、過去最悪の状況に陥りましたが、その赤潮発生のメカニズムを解明された貴重な講演会になりました。 以下のUーtube をご視聴ください。
有明海でのノリ養殖被害が深刻です。昨日、荒尾のノリ養殖漁師の方に話を聞いたところ、寒波による強風被害で1本8000円のグラスファイバーの支柱が大量に折れたり、ノリ網が切れたりで被害総額が3000万円にもなるという事態です。支柱と網被害は共済の対象外のため、漁協などを通して県や国への支援要請が働きかけられています。寒波到来以前は赤潮発生による色落ちで、2000年以降最悪の収穫落ち込みとなりましたが、この要因については、マスコミではほとんど取り上げられていません。 有明海漁民・市民ネットワークとして、有明海の
有明海漁民・市民ネットワークが潮受け堤防締め切り前後のノリの色落ちの実態をわかりやすく図示した資料が作成されました。
今月24日、有明海漁民・市民ネットワークと、よみがえれ!有明訴訟弁護団・原告団と共同で、佐賀県西南部の養殖ノリ不作問題 に関する要請書を農水省に提出しました。
2月21日付け、農民連の新聞「農民」に掲載された記事です。諫早湾干拓工事により堤防閉め切りから今年で25年、佐賀県西南部の養殖ノリ被害が過去最悪に陥っています。事態打開には国の救済策の発動と開門調査以外にありません。
Facebookへの日本共産党の田村貴昭衆議院議員の投稿です。 佐賀県鹿島市の海苔養殖。左は生育が止まり色落ちした海苔。漁師は「金髪」と呼んでいます。商品価値はありません。右はかろうじて生育した海苔。鹿島の中ではわずかにすぎません。 不作が続いて5年。漁業共済はあっても基準が最低だから、生業としては続きません。 国会で何度支援対策を求めても農水省は「共済で減収補填をしていく」の一辺倒。減収補填となっていないから大問題なのに。 若手の海苔漁師が多い鹿島の漁協。そんな中で「廃業やむなし」の声も・・