よみがえれ有明海

1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を

福岡高裁で続いている、よみがえれ有明訴訟差戻審について、和解協議に関する第4回の上申書が提出されました

昨日、福岡高裁の請求異議訴差戻審の進行協議があり、和解協議について第4回の上申書が提出されました。 よみがえれ有明訴訟弁護団の堀良一事務局長から、「今回の第4回上申書は、3月17日の国会農水委員会で、農水大臣が『様々な立場の関係者の間で一堂に会する場を設ける機運が高まることが、このような話合いを実現する前提となる』と答弁したことを紹介し、長期化、複雑化した責任は国にあり、最終的解決を実現する最大の責任、話合いの機運を醸成する最大の責任は国が負っていること、国は傍観者のような態度を取るべきでないことを指摘して

タイラギの稚貝を保護・・今日の熊日新聞の記事です。

この協議会は、「国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門の開門問題には言及しないことになっており、この日も発言はなかったという」と書かれています。漁場の環境改善を目的としているようですが、なぜ、開門問題に言及しないようになっているのか詳しく知りたいですね。いったい何のための協議会なのでしょうか。

NHKさわやか自然百景で荒尾干潟が登場します!

NHKさわやか自然百景で荒尾干潟が登場します! 毎週全国放送されているNHK「さわやか自然百景」に、荒尾干潟が今回登場します。クロツラヘラサギやミサゴ、そして荒尾市の鳥シロチドリといった冬を荒尾干潟で過ごす野鳥をはじめ、ハマシギやダイゼンが荒尾干潟に多い二枚貝のシオフキガイを採餌している貴重な様子も最新鋭のカメラで収録されています。 取材に同行された荒尾市在住の方からは、「今回の番組は一推しします!」と評価されています。 全国の皆さん!ぜひぜひ番組をご覧ください! 放送予定日 2月7日(日)午前7:45-7

特別展「有明海の干潟の生物と人々の暮らし」(鹿児島大学総合研究博物館主催)

鹿児島大学の佐藤正典先生から、別のメーリングリストにこの企画のご案内がありましたので、ご紹介させていただきます。 私は、定年退職まであと2ヶ月余りとなりましたが、この時期に、鹿児島大学内で特別展「有明海の干潟の生物と人々の暮らし」(鹿児島大学総合研究博物館の主催)という企画をやらせてもらうことになり、昨日、何とか開催にこぎつけたところです。諫早の富永さんからは、締め切り前の干潟の貴重な白黒写真をたくさん送っていただきましたので、それも合わせて展示しています。当初は一般公開だったのですが、コロナ問題のために、

荒尾市のアサリ採貝業とのり養殖業の生産実績

1989年から2019年までのアサリの生産量と生産金額、のり養殖の共販出荷枚数と金額の資料です。 アサリに関しては、諫早干拓事業が始まって以降激減し、とりわけ2001年と2002年はゼロとなっていますが、この原因は不明とされているそうです。2009年と2015年も荒尾分にゼロになっています。 一時期、韓国からアサリを輸入し、短期間砂に埋めて地元産として出荷されているという話を聞きましたので、確かめてみましたら、荒尾市に関しては地元漁業者が反対し、ほんの一部だけで、ほとんどが地元産であるということでした。 ノ