よみがえれ有明海

1日も早い開門調査の実施で有明海の再生を

3月25日、福岡高裁が有明海再生に背を向ける不当判決

3月25日、注目の福岡高裁での有明裁判の判決は、「強制執行を許さない」とする、予想もしない驚くべき不当な判決でした。 「貴重な自然環境と水産資源の宝庫である有明海を後代の国民に継承すべきもの」として、これまで裁判所は和解協議を提案し国の関与を強く求めてきました。にもかかわらず、これをいっさい無視し逃げ切った国に対し、裁判所は厳しく断罪するどころか、国の主張を認めるという態度に豹変してしまいました。 判決の根拠とした有明海の漁獲が増えているなんて沿岸住民はだれも信じません。スーパーに行っても、アサリは中国産、

日本環境会議九州大会シンポジウム視聴会の案内です

4月16日に、福岡県弁護士会館において、日本環境会議九州大会が開催され、有明海再生をテーマにしたシンポジウムが開催されます。馬奈木昭雄・よみがえれ!有明訴訟弁護団長が特別講演、佐藤正典・鹿児島大学名誉教授、大久保規子・大阪大学教授が基調講演、その後シンポジウムが行われます。長崎・佐賀・熊本の各県では、このシンポジウムの視聴会が開催されます。たくさんの皆さまのご来場で成功させ、開門調査実現の力にしていきましょう。

佐賀県西南部の養殖ノリ被害が過去最悪・・農民連新聞「農民」より

2月21日付け、農民連の新聞「農民」に掲載された記事です。諫早湾干拓工事により堤防閉め切りから今年で25年、佐賀県西南部の養殖ノリ被害が過去最悪に陥っています。事態打開には国の救済策の発動と開門調査以外にありません。  

有明海西南部の養殖ノリの色落ちが深刻です

  Facebookへの日本共産党の田村貴昭衆議院議員の投稿です。 佐賀県鹿島市の海苔養殖。左は生育が止まり色落ちした海苔。漁師は「金髪」と呼んでいます。商品価値はありません。右はかろうじて生育した海苔。鹿島の中ではわずかにすぎません。 不作が続いて5年。漁業共済はあっても基準が最低だから、生業としては続きません。 国会で何度支援対策を求めても農水省は「共済で減収補填をしていく」の一辺倒。減収補填となっていないから大問題なのに。 若手の海苔漁師が多い鹿島の漁協。そんな中で「廃業やむなし」の声も・・

諫早湾干拓地 カモの食害年間3000万円超 農家「頭真っ白」

諫早湾干拓地のカモの食害が今年も深刻です。潮受堤防の閉め切りで、堤防内の調整池の環境が悪化し、カモが食べるものがなくなり、干拓農地の野菜に群がる食害が後を経ちません。干拓農地の営農者が調整池の環境回復を求め、潮受堤防の開門を求めて裁判に立ち上がっています。いまや開門は漁業者も営農者にも共通した深刻な願いになってきています。 https://news.yahoo.co.jp/articles/4b39e51858bc4c7d5b6491a2e2da08dfe6f0062b

日本環境会議第5回オンライン市民セミナーは2月11日開催です

日本環境会議(JEC)の寺西先生から、下記のとおり第5回オンラインセミナーの 案内が届いています。 毎回、興味深いお話しが聞けますので、ぜひ、多くの方がご視聴いただくよう、 お願いします。 —- ご関心の皆さまへ (*重複配信の方は、どうか、ご容赦ください。) 日本環境会議(JEC)<諫干提言委>全体総括責任の寺西です。 来週の2月11日(金)18時~19時過ぎ、に開催を予定している 次回(第5回)のオンライン市民セミナーのリマインド案内です。 本日現在、20数名の皆さんから事前参加登録をいただ